ビタミンEの効果　-美白のヘルパー！

ビタミンCが美白や美肌に効くというのは、だれでもご存知だと思います。

そしてそれの持つ機能をうまく利用した化粧品なども、取り入れていることと思われます。

アンチエイジング効果の高いビタミンCの抗酸化作用は、身体全体で使われているので、お肌に作用するのはほんの僅かだということが解った今、新たに見つけたのがビタミンEの美肌効果です。

聞いたことがある人もいるのかもしれません。

すでにもう取り入れている人もいるかもしれませんが、ビタミンEの成分はビタミンCのさまざまな効果とはまた少し違った効果があるということです。

ビタミンCとEの作用には、同じく抗酸化作用があります。
どちらも体やお肌がサビるのを防いでくれるという、アンチエイジング効果が期待できます。

そしてこのビタミンは身体でつくることが出来ない為、身体の外から取り入れるという点でも同じです。
美肌には関係ありませんが、食品が腐ったり酸化するのを防ぐ、食品添加物としての役割も同じです。

では一体どのような違いがあるのでしょうか？

まず見つけたのは、ビタミンEは脂溶性（ビタミンAも脂溶性）なのに対し、ビタミンCは水溶性のビタミンです。

これを解りやすく言うと、脂質で出来た細胞膜を通過して働きかけるのが脂溶性のビタミンで、細胞膜を通過出来ず血中などで働くのが水溶性のビタミンだということです。

脂溶性であるビタミンEは細胞の中に入っていけるため、細胞膜そのものの酸化を防ぐことが出来ます。

そして何より、毛細血管の血行をよくする働きがあり、お肌の隅々にまで血液をめぐらせることで、肌荒れを防いでくれるのです。

この他には、血中のコレステロールが酸化しどろどろ血液が血管にへばり付くのを防ぐなど、血管の健康にも一役かっているのです。
しかしビタミンEは活性酸素を無害化し消したあとは、その力を失ってしまいます。

そこでビタミンCの登場です！

ビタミンCは無力化したビタミンEを活性酸素と戦える元の状態に戻す働きがあり、復活したビタミンEはまた活性酸素を無害化できるのだそうです。

と言う事は、ビタミンEとビタミンCを同時に摂ることが、より効果的な抗酸化作用を期待できるということですよね！

これまでビタミンの働きをいろいろ知ることととなりましたが、正直結論は「バランスが大事」だということだと私は思いました。

これはあくまでも食品から摂取するというのが前提の考えです。

お肌にとって足りないものを化粧品で補うことも、やはり女性にとっては大切なケアの一つであることには違いありません。